先日、「フィリピン最後の秘境」と言われる「エルニド」に、旅行してきました!
エルニドでの滞在を通して、「持って行ってよかった持ち物」と「持っていけばよかったと後悔したモノ」、そして逆に「必要なかった持ち物」を、正直に紹介します!!
島リゾートに滞在する人にも、アイランドホッピングに参加する人にも、みんなにとって役立つ情報だと思います。
エルニドに持って行ってよかった「持ち物」10選
エルニドに持って行って「本当に良かった!!」と思った持ち物を紹介します。
1. ドライバッグ(防水バッグ)
ドライバッグは、エルニドに滞在する予定の人は全員持っていった方がいいです!!
アイランドホッピングやアクティビティではボートに乗るのですが、そこで水しぶきで濡れます。
なので、濡れたら困る大事なものは全てこの中へ。
わたし達は、スマホ、現金、タオル、着替えなど全部入れてて、ツアー参加時は本当に便利でした✨
ツアーのボートの中や離島に忘れていかないように「派手な色のドライバッグ」にしておくのがおすすめ。
タオルや着替えも入れるなら「20L以上」の容量が便利です。
2. ウォータープルーフ・カメラ
エルニドの水中世界は、本当に美しいです!!これを記録できないのは、正直惜しい。
普通のカメラは、濡れて壊れる可能性が高いので、
- 防塵(ビーチの砂ついても大丈夫)
- 防水(濡れても大丈夫)
を兼ね揃えたカメラを用意して行くのが◎
わたしの一押しは、15m防水の「オリンパスTGシリーズ」。水中写真がめちゃくちゃ綺麗に撮れます。(2020年の最新機種は「Tg-6」)
普通のカメラだと、水中撮影すると「青っぽい感じ」になるのですが、TGシリーズは色補正を自動でしてくれて、見たままの美しい水中世界を切り取ってくれます。
↑珊瑚礁と、シュノーケルをする弟。笑
↑アネモネフィッシュ(ニモ)も発見しました^^
↑ミニロック島で出会った、タイマイ(ウミガメ)。
TG-6は5万円くらいして結構高いのですが、本当に綺麗な水中写真が取れて満足度高いです✨
「買うのはちょっと…」という人は、レンタルもおすすめです!
わたしが見たときは、6日以上のレンタルは1日あたり1,000〜1,200円くらいでした。(それだけの価値は十分にあると思います✨)借りる期間が短いと、ちょっと割高です。
3. 水着2セット以上
エルニドでは、毎日のように水着を着るので、乾かしてローテーションできるように「2着以上」持っていくと便利です!
4. 日焼け止め・日よけグッズ(帽子・サングラス)
帽子やサングラスは、どちらも海風で塩まみれになるので、あまり高級なものではなく「遠慮なく使えるもの」を持参しましょー!
日焼け止めは、絶対に日本からしっかりしたものを持って行った方がいいです!(リゾートやエルニド市内にも日焼け止めは売っていますが、謎のフィリピンブランドや、効果のなさそうな商品が多かったです…。)
わたしたちは、ウォータープルーフの「アネッサ(金)」を愛用してました。
資生堂 アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク 60mL
マリンアクティビティが中心なので、絶対に「防水の日焼け止め」がおすすめです。
日焼け後の対策については、クリームや保湿など自由にやっておくといいと思います。
わたしは、日焼けに有効な成分が入っている(らしい)、「チョコラBB ルーセントC」を美容マニアの友達に勧められて、夜に2粒飲んでました。
【第3類医薬品】エーザイ チョコラBB ルーセントC 120錠
まあ、気休めですが…笑 薬局でも普通に買えます。
普段メガネの人も、エルニドでは「基本コンタクトで過ごす」のがおすすめ。わたしも普段はメガネですが、ボートの水しぶき&塩ですぐに曇って、かなりストレスでした。
(シュノーケリング時も、コンタクトじゃないとマスク付けられない😂)
ドライアイなので、マリンアクティビティの一切ない「夜間」だけはメガネにしてました。
5. フード付きラッシュガード
シュノーケリングをする機会が多いので、「長袖のラッシュガード」は絶対にあった方がいいです!ないと、日焼けで肌がボロボロになります…。
そして「フード付き」と書いているのは、エルニドの太陽光線は、頭皮も日に焼けて痛くなるレベルだからです^^;(わたしの弟は、首の後ろ・つむじの皮・髪の分け目が日焼けでめくれて、悲惨な見た目になってました。)
ラッシュガードの上(パーカー)↓
ラッシュガードの下(ボトム)↓
正直、フードをかぶった上からシュノーケルマスクをつけた時の「若干ダサい感じ」は否めないのですが、「頭皮」と「首の後ろ」を守りたい人は、迷わずフード付きを持っていきましょう…!
ちなみにわたしたちは「フード付き」は持ってなかったので、ライフガード+ユニクロの薄手パーカーで間に合わせました。笑
6. シュノーケルマスクの曇り止め
シュノーケリング用のマスクはリゾートやツアーで無料レンタルできるのですが、「曇り止め」もあったら良かったのになあ〜って思いました。(用意されてなかった)
シュノーケル・マスクは、結構曇ります。わたしの母と妹は、シュノーケリングするたびにマスクを曇らせてました。
曇ると視界が白くぼやけるのですが、せっかく世界トップレベルに綺麗なエルニドの珊瑚礁を見られるのに、それじゃもったいないです!
なので、「あらかじめマスクを曇りにくくしておくこと」が大事!!
REEF TOURER(リーフツアラー)塗るタイプのマスクくもり止め液
↑ネットでめちゃ安く買えるし、小さくてかさばらないし、シュノーケリング時のストレスを最大限減らせるので、本当におすすめです!
ちなみに、「研磨剤の入っていない歯磨き粉」や「唾(ツバ)」でも一応代用可能です。(レンタルなので、ツバは控えたほうが良さそうですが…)
7. ウィンドブレーカー
思いっきり離島やツアーで遊んだ、帰りのボート。濡れた体に風を浴び続けると、体がかなり冷えます🥶
なので、なるべく風を通さない素材の、薄いウインドブレーカー(上にさっと羽織れるもの)があると、とっても重宝します!
とくに、女性!
男性は上半身裸なので、風で乾いて「冷える」ことはあまりないですが、女性は上半身裸になるわけにはいかないので、やっぱり一枚はあった方がいいです。
8. 充電器兼モバイルバッテリー
エルニドで、活動的にツアーやアクティビティに参加していると、カメラの電池(or スマホの電池)がなくなってきます。そんな時に、「モバイルバッテリー」が一つあるととても便利です✨
わたしのおすすめは、「コンセントに繋いで高速充電」もできて、さらに「モバイルバッテリーも兼用」した、Anker製のこれ。
急速充電器 Anker PowerCore Fusion 5000
↑一台で、充電器とモバイルバッテリーを兼ねてるんです。(旅仲間に教えてもらった便利グッズなのですが、毎回の旅行に持って行くほど重宝してます)
9. 酔い止め
エルニドでは、アクティビティにせよツアーにせよボートに乗る機会が多いので、酔い止めは1箱持っておくと安心です!
とくに「アプリット島」に行く予定の人は、絶対に必要。(ないと、わたしのように死にます)
エルニドは、時期によっては波が荒い日もあるので、常備しておくと安心です。
10. 蚊がいなくなるスプレー
ミニロック島・アプリット島など離島での滞在時は、あまり蚊を見かけなかったのですが、エルニド市内には結構蚊がたくさんいたので、これが1つあると便利です。
ホテルの部屋に「プシュッ」と一拭きで、蚊がいなくなり、夜中に部屋に響く「プ〜〜〜ン」という蚊の羽音に悩まされることが、一切無くなります!
小さくてかさばらないし、飛行機で手荷物で持っていても問題ないので、旅行にも便利。夏は薬局にも売ってますが、秋〜春はネットで買えます。
エルニド旅行で、正直あまり必要なかったもの5選
エルニド旅行に「必要ないもの」もまとめてみました。
1. 日傘
日傘は、現地で誰も使っていないので悪目立ちします。
どうしても持って行きたいなら、「雨の日兼用の日傘」にしておくといいです。
ただ、ボートで移動中などは日傘の利用は禁止されているので、やっぱり「帽子」がベストです!
2. SIMカード
なぜか、エルニドに入ってから、マニラで買ったSIMカードが全然使えませんでした😂
やはりエルニドが「陸の孤島」だからか…?とくに、宿泊してた離島(アプリット島やミニロック島、ラゲン島など)では壊滅的でした。全く繋がらない…。
ただ、「
「契約したSIM会社が悪いのかな…?」と思いましたが、一応フィリピン最大手の通信会社を選んだはずなので、真相はナゾです。
わたしたちは自己手配の旅だったので、マニラ空港では「Grab(東南アジア版のUber)」を使ってました。(マニラのタクシーはぼったくるので)
SIMが役立ったのは、旅行を通じてその時だけ…。なので、ツアーでエルニドに行く人は、SIMカードは一切必要ないと思います。
3. 大量の現金(フィリピン・ペソ)
行く前に英語で情報を調べていたら、「エルニドには全然ATMがない」と書いてあったので、「念の為」と思い、マニラ空港で大量のフィリピン・ペソ(2万円分)を用意して行ったのですが…結局、全く使いませんでした。
(現金使ったのは、4人で5,000円だけ。)
ちなみに、ATMは2019年時点で、エルニドの市内にも普通にありました。なので、「エルニドはATMないかも?」といった心配は不要です。(わたしたちの宿泊したエルニド市内のホテルの一階にもATM入ってました。)
あと、母が「念の為」に持ってきていたUSドル(500ドルほど)も、ノータッチで旅を終えました。
エルニドに、現金を大量に持って行く必要はないです。
必要に応じてATMから海外キャッシングすればいいと思います!
4. 乾きにくい服
旅に持っていったものの中で、これが一番邪魔でした。笑
エルニドは湿度も高いので、一度濡れた服はなかなか乾きません。
さらにマリン系アクティビティが多く、アイランドホッピングのツアーでも「船から陸に行く過程」でひざ下は水没することが多いので、なるべく乾きやすい素材の服を持っていった方がいいです!
- 男性:水着素材のハーフパンツ
- 女性:乾きやすい素材のスカート+下に水着
…という格好がベストです。
5. 自分用のシュノーケリング・セット
本気のダイバーでない限り、自分用シュノーケリングセットは持って行く必要はありません。
- 島巡り(アイランドホッピング)ツアー:シュノーケリングセットのレンタル代も含まれている
- 島のリゾート:無料で貸し出してくれる
…というわけで、わざわざ持参するメリットがないです。
↑エルニドリゾーツ系列の島で貸し出してくれたのは、ダイバーにも人気の本格派ブランド「TUSA」のシュノーケリング・セットだったので、「これは持参する必要ないな!」と思いました。
まとめ
以上、「実際に行ったからわかった」、エルニド旅行に…
- 持って行ってよかったもの
(or「持っていけばよかった」と後悔したもの) - 別に必要なかったもの
…の紹介でした!!
エルニドでは、とにかく「濡れる」ことを前提に、旅行の持ち物を選んだほうがいいです!
リゾートに滞在するにしろ、街に滞在するにしろ、アイランドホッピング・ツアーにはみんな参加すると思うのですが、その時使うボートでみんな濡れるので。
「持って行ったほうがいい」で紹介したモノは、どれも現地で便利さを実感すると思います。特に「防水バッグ」は絶対に便利(というかむしろ、ないと不便)です。
そして、「防水カメラ」は旅の楽しみを何倍にも膨らませてくれました♪