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スペインのトマト祭りに参戦した【チケット情報・注意点】2020

スペインのトマト祭り(ラ・トマティーナ)参加 (21)

スペインの有名な奇祭、トマト祭り「La Tomatina(ラ・トマティーナ)」に参加してきました!

トマト祭りの概要と一緒に、当日の行き方や注意点などもまとめて紹介します!

スペインのトマト祭り「ラ・トマティーナ」とは

2019年のトマト祭りはいつ?

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2019年:8月28日(水)の開催。

トマト祭りは毎年8月の最終水曜日に行われることになっています。毎年恒例の夏のお祭りです。

トマト祭りはどこで開催される?

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トマト祭りは、スペイン東部のバレンシア州の内陸部の「Buñol(ブニョール)」という、人口1万人弱の小さな町で開催されます。

最寄りの大きな町は海岸沿いにある「Valencia(バレンシア)」。ブニョールは、スペイン国鉄の「レンフェ」の路線でバレンシアと結ばれています。

実際にトマト祭りに参加する人は、バレンシアに宿やホテルをとっておいて、お祭り当日レンフェに乗ってブニョールに向かうことになります。

どんなお祭り?

スペインのトマト祭り(ラ・トマティーナ)参加 (28)

トマト祭りは、知っている人も多い通り、「大量のトマトを投げ合って、ぶつけ合って、トマトまみれになるお祭り」です。

参加者がトマトで赤く染まるその異常な光景は、今までに「イッテQ!」など多くのテレビ番組でも取り上げられ、最近は日本人も知っている人が多いですね。

トマト祭りで使われるトマトの量は、なんと100トンを超えると言われています。使われるトマトは、大型トラックでどんどん運び込まれて来て、その大型トラックが通る大通りを参加者が囲んでトマトを要求→トマト投げつけられる→戦いのはじまりってかんじです。

そして、トマト祭りは、「(強制)参加型のお祭り」です。

つまり「見ているだけ」は許されず、強制的に巻き込まれることになります。笑 トマト祭りに行ったが最後、あなたは100%の確率でトマトまみれです。

トマト祭りの起源

スペインのトマト祭り(ラ・トマティーナ)参加 (1)

トマト祭りがなぜ始まったのかは、いまでも詳しくはわかっていません。

一説によると、1940年代中ごろ、ブニョールの住民同士でけんかが起こり、たまたま近くにトマトを沢山売っている八百屋があり、トマトの投げ合いに発展し他のが始まりではないか、と言われているんだそうです。(八百屋さんかわいそう。笑)

日本ではトマトはだいたい一つ100円するので、めちゃくちゃもったいない!!と思いますが、スペインはトマトの大産地。近くで大量のトマトが作られているので、このお祭りも可能みたいです。

トマト祭りに参加する前に知っておきたい7つのこと

①参加は有料チケットが必要

  • 予約制(2万人限定)
  • チケットは1人12ユーロ~

2012年までは、トマト祭りは完全参加無料のお祭りだったのですが、2013年からチケットの購入が必要になりました。

これは、「お金儲けのため」というよりも、犯罪を防ぐ目的だそうです。

トマト祭りは2012年の時点ですでにかなり話題になっていて、世界中から5万人以上の観光客が押し寄せるようになってきました。すると、祭り中にスリが多発するようになったんだそうです。(=スリ目的の泥棒もたくさんやってくるようになってしまった)

また、単純に人が多すぎて危険(実際に押しつぶされて気を失う人も続出)なので、トマト祭りでの犯罪防止と安全なイベント開催のために入場料を払わせることにしたんだとか。

②チケットはウェブサイトから前売り券を買おう(早めに!)

チケットがないと、トマト祭りの会場に入ることはできません。チケットは現地でリストバンドと交換し、そのリストバンドをつけている人だけが会場のゲートに入れてもらえます。

トマト祭りのチケットは、公式ウェブサイト(英語・スペイン語・イタリア語対応。日本語はないです)から購入可能です。

ラ・トマティーナOFFICIALサイト

https://www.tomatina.es/

2019年のチケット販売ページはこちら

もうすでに、2月の時点で2019年の最安値「12ユーロのチケット」は完売しています。

が、「Tシャツとアフターパーティー付きのチケット(30€)」や、「パエリアとサングリア付きのチケット(30€)」は残っているので、狙い目です。着替えを持っていく場合は、「ロッカー付きのチケット(25€)」もあるので便利です。

「当日券」も数量限定である

ただし、実は当日券も販売されています。「現金のみ」ですが現地ブニョールでも数量限定で買うことができます。

なので、チケットが買えず、あぶれてしまった人は一か八かで当日現地に行くのも手です。わたしの友達は、ウェブサイトですべて売り切れていたので現地まで行ってみたところ、意外とすんなりゲットできたみたいです。

③パッケージツアーもある

公式のパッケージツアー(55€)もあり、結構お得&鉄道を乗り過ごす心配もないので、安心してトマト祭りに参加したい人にはおすすめです。

Tomatina from Valencia(公式ページ)

値段 1人55ユーロ
含まれるもの ・「バレンシア⇔ブニョール」の往復列車チケット
・トマティーナの入場チケット
・トマティーナTシャツ
・保険
・バスに荷物を乗せておける
列車の出発時間 6:30,7:00,7:30の3つの時間帯から選べる
列車の帰りの時間 14:30
バレンシアの発着駅 Estación de Ave Joaquín Sorolla

なにげかなりお得だとおもいます。

ブニョール行きの列車は、「Estación de Ave Joaquín Sorolla(Ave Joaquín Sorolla駅)」発なので、そこまでは自力で行きましょう。

チケットも列車の時間が決まっているので、ちゃんと確認して購入しましょう。(なるべく遅い時間の方が楽でおすすめ。)

Ave Joaquín Sorolla駅の場所(マップ)

④トマティーナ参戦の服装(重要!)

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トマト祭りに参加する際、服装はめちゃくちゃ大事です。そしてまず覚えておきたいのが、トマティーナに使った服や靴は、その後もう使えないということ。

なぜなら、トマトのエキスが繊維にしみこみ、生ごみ臭が絶対に消えないからです。…というわけなので、トマティーナに着ていく服と靴は、あらかじめ「捨てる」という覚悟で着ていきましょう。

最適な服装は、以下の通り。

  1. 動きやすい恰好
  2. ちゃんとした靴(足めっちゃ踏まれるため)
  3. 全部捨ててもいいアイテム(下着含め)
  4. 露出はなるべく控えめで

最後の「露出は控えめ」についてですが、トマティーナは外国の人は結構水着で参戦しているのですが、女の人はめちゃ痴漢されるのでおすすめしません。これ、あまり語られていないけど事実です。スリのほかに、痴漢も気を付けておきたいポイント。

トマティーナは開始したらもう戦争のようになっていて、日本のモチ投げのごとくコントロール不可能な状況に投げ込まれます。カップルで参加して、ビキニの彼女を迫る魔の手から守るために必死になっている彼氏もいて、かわいそうでした…。

⑤アフターパーティーやプレパーティーもある

最近のトマティーナには、アフターパーティーやプレパーティーもあるようで、パリピ大喜びのイベントになっています。

トマティーナのプレパーティーについて(公式)

  • 開催日:8月26日の夜(前日の27日じゃないので注意!)
  • 時間:22:00~3:30(ナイトパーティー)
  • チケット値段:10ユーロ/人

どこで寝るのかとか不明ですが…(寝ないのか?)翌朝の27日はホテルに帰って、また28日にトマティーナのために戻ってくる、って感じです。

トマティーナのアフターパーティーについて(公式)

  • 開催日:8月28日の夕方~
  • 時間:19:00~(10時間のナイトパーティー)
  • チケット値段:20ユーロ/人
  • 会場:Jockey Disco(クラブまでのバス無料)

これに参加する場合は、トマト祭りに着替えを持っていく必要がありますね。

アフターパーティーもプレパーティーも、どちらも事前にウェブ予約が必要なので、気になる人は公式サイトをチェックしてみてください。

⑥トマト祭りの開始時間

公式サイトによると…

Tomatina begins at 11:00. It will be announced with the first bang. It lasts about an hour; the end is announced with a second one. Out of these moments, you cannot throw more tomatoes, so take the opportunity to throw as many tomatoes as you can in this frantic hour!

参考:トマティーナ公式サイト

訳:トマト祭りは、11:00から始まります。最初のピストルの音で開始し、1時間後に2回目のピストルの音が鳴ったら終了です。この1時間以外でトマトを投げることは禁止されているので、1時間を目いっぱい楽しみましょう!

というわけで、トマト祭りの開始時間は、AM11:00から。開催時間は「1時間」です。

なんでもアリの祭りに見えますが、一応ルールがあり、トマトを投げていい時間も1時間だけと決まっています。

直前は混み合うので、だいたい9~10時ごろまでにはブニョールに到着しておきたいところ。ツアーの場合、6:30,7:00,7:30の列車を予約してくれるようなので、個人で行く際にもその時間を目安にしておくといいと思います。

⑦バレンシアのホテルは早めに予約しておこう(キャンセル無料のホテルも沢山ある)

トマト祭りには、合計2万人ほどの観光客が一気に大挙してやってきます。

なので、直前だとほとんどのホテルが埋まってしまい、宿泊するホテルを探すのも大変です。

わたしたちも、トマト祭りに参加した際には3か月前にホテルをとってギリギリでした。もし1泊数万円の高級ホテルでもいいのであれば一応選択肢はありますが、安宿狙いの人は特にちゃんと前々から押さえておくのが正解です。

キャンセル無料のホテルもたくさんあるので、バレンシアのホテルはなるべく早めにチェックしておきましょう!

ちなみに、トマト祭り当日は朝早く出発することになると思うので、バスや鉄道が発着する「Ave Joaquín Sorolla駅」の近く(徒歩圏内)のホテルだととても便利ですよ~。

 

 

さて、ここまでチケットの買い方や注意点などについてでした。

次の記事では、バレンシアからトマティーナの会場まで自力で行く方法を詳しく紹介します!

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