この記事では、初心者にもわかりやすいように「ドメイン取得の方法」を紹介します。
「ドメイン取得」というと、なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、実際は「登録するだけ」なので、機械音痴のわたしでもできました。
「お名前.com
まず、「ドメインの必要性」や「ドメイン名の決め方」について紹介してから、ドメイン取得の方法を一から順に、わかりやすく解説しますね!
「独自ドメイン」はブログに必須!
- aiueo123456789.com
- aichan-100009.net
などのURLの名前のことを、「独自ドメイン」と呼びます。
自分のブログを始めるためには、まず独自ドメインを取得しなければいけません。そして、取得するためには、「どんな名前のドメインにするのか」を決めておく必要があります。
というわけで、まずは独自ドメインの名前の決め方について考えていきましょう〜。
どんなドメイン名にするか考えよう
ドメインの名前は、取得前に自分で決めておかないといけません。
例えば…
- tomo-worldtraveler.com
- tetsutabi-world.com
- rinatraveler005.com
- tabibito-takapon.com
- mayutabi.com
- など。
- sekaiisshu-try.com
- traveling-world-alone.com
- traveler1109.com
- sekai-tabi-nikki.com
- tabisuruworld.com
- など。
ドメイン名(URL)を決める際のポイント4つ
1. 「.com」がおすすめ
ドメインの語尾は、いろんな種類があります。
- .com
- .net
- .jp
- .xyz
- .site
- .work
などなど。
この中でおすすめなのは一番メジャーな「.com」です。
理由は2つあります。
「.com」がおすすめな理由① 長期的に見ると安い
「.com」のドメインは、長期的に見ると安くなります。
どういうことかというと、まずドメインには「初年度の値段」と「次の年からの値段(更新料)」があります。
ドメインを取得するときには、「最初の年の値段」しか表示されていないので、思わず安い物(「.xyz」や「.work」など)を選んでしまいがちですが、こういうドメインは次の年から「更新料」がめっちゃ高くなったりします。
<わたしの失敗談>
実は、わたしは過去に何度かドメイン選びで失敗しています。
安さにつられて「.co」のドメインをとったばかりに、初年度は300円と格安でしたが、次の年から毎年3,500円も払わないといけなくなり、とっても後悔しました…。(「.com」だったら1,000円台)
しかも、当時は知らなかったのですが「.co」はコロンビア・ドメインだったらしく、コロンビアと何も関係ないのに使ってました…。
これって、遠く離れた国、例えば南アフリカとかブラジルの人が、自分の個人ブログに「〜〜.jp(日本ドメイン)」って名前を付けているようなもの。
オカシイこと山の如し…。
「.com」ドメインは、もっともコスパが高いドメインだと思います。(「.jp」も人気ですが、なぜか更新費が結構高いんですよね…。)
というわけなので、長期的に見てお得なドメインを選ぶのは、大切なポイントです。
「.com」がおすすめな理由② 安心感がある
「.com」ドメインは、大手の会社サイトや、公式サイトにも使われているドメインです。
なので、ブログの読み手からしても「安心感のあるウェブサイト」という印象になります。
「初年度は1円だけど、更新料がめちゃ高い」なんてドメインもありますが、これは「1年間だけウェブサイト運営してすぐに閉じよう」と思っている人向け。
→つまり、詐欺サイトにも使われることが多いってこと…。
もちろん、健全なサイトを「.xyz」で運営している人もいますが、ほとんどのプロブロガーは「.com」を選びます。
ここは、「初心者が(初期費用の安さにつられて)引っかかりやすいワナ」だと思って、普通に「.com」を取得するのが一番安心だと思います。
それに「.com」って無条件に「公式っぽさ」が出るので見栄えの面でもおすすめですよ。笑
2. 長すぎないようにしよう
次の注意点は、「長すぎるドメインは避ける」ということ。
ドメイン名(URL)が長すぎると、まず見た目が悪いですし、グーグルの検索エンジンからの評価もあまりよくありません。
例えば、
http://anohinazebokuhatabinideyoutoomottanodarou.com
ってサイトがあったとしたら、直感的に「なんか怪しい」って思いませんか?
ツイッターやフェイスブック、インスタでブログの記事をシェアする際にも、あまりにもURLが長いと、クリックやシェアされる可能性が、めちゃめちゃ低くなります。(実体験)
<わたしの失敗談>
これ、実はわたしも初期のブロガーの頃、失敗しておりまして…
「therearetheplacesyouhaveneverbeenintheworld.com」
というドメインで、旅系サイトを作ってました。
「There are the places you have never been in the world(訳:「この世界には、あなたが行ったことのない場所がある.com」)」という格好つけた名前にしたのですが…
長すぎ!!!
どれだけ格好いい言葉でも、こんな長いと誰も読もうと思わないし、これは完全にアウトな例です。笑
しばらく運営してから、「あ、もしかしてこれ長すぎる?」と気づき、もっと短いURLに変更したら、良いことづくめでした。(アクセス数増える、URLが怪しく見えない、シェアされやすくなる、など)笑
というわけで、わたしの経験からいって長いドメインはNG!短い方が、メリットいっぱいあります。
多くても3単語くらいに絞り、簡潔なドメインにするよう心がけましょう。
3. 「-(ハイフン)」を有効に使おう
ドメインでは、「-(ハイフン)」が使えます。
例えば、
tabishitaiakarichan.com
(↑)というドメインよりも、
- tabishitai-akarichan.com
- tabi-shitai-akarichan.com
(↑)の方が読みやすいですよね。
どうしても長めのURLになる場合や、2つの単語が続く場合は、ハイフンで分けて「読者にとってわかりやすいよう工夫する」のがおすすめです。
4. 内容が一目でわかるドメインにしよう
例えば、世界一周について発信するのであれば、「旅行をしている」ことが一目で伝わるドメインがおすすめです。
- travel
- tabi
- sekai
- traveler
など、「ブログの内容を表す、簡単な単語」をうまく使うのがおすすめ。
英単語でも、日本語のローマ字表記でもどちらでも大丈夫です。好みで。
<おまけ>
「トラベラー」や「トラベリング」はよく世界一周ブロガーがドメインに入れる人気単語なのですが、
- 「travelling」か「traveller」
- 「traveling」か「traveler」
と、綴りは2通りあり、どちらも正解です。
調べてみたところ、こんな情報が。(↓)
Traveling is the preferred spelling in the U.S. Travelling is the preferred spelling in the UK or in the Commonwealth.
つまり…こういうこと(↓)
- アメリカ式:「Lが1つ」(traveling, traveler)
- イギリス式:「Lが2つ」(travelling, traveller)
世界的に幅広く使われているのは「アメリカン・イングリッシュ」の方なので、どっちか迷ったらアメリカ式の綴りがおすすめです。
(もちろん、イギリスについての情報が豊富なサイトならイギリス英語の方がいいですが…あとは好みで。)
ドメインの取得方法(わかりやすく解説!)
ドメイン名を決めたら、実際に取得しましょう!
1. ドメイン取得サイトへ
まずは、「お名前.com
ここはドメインを販売・管理しているウェブサイトで、プロブロガーもほとんどの人がここを利用してドメインを取得しています。
登録方法もわかりやすく、他のドメイン取得サイトよりも安いことが多いので、わたしもいつもここでドメインを取得しています。
2. 希望のドメインが取得可能か確認しよう
お名前.comを開くと、こんな画面が出てくると思います。(↓)
「取得希望のドメイン名を入力。」と書いてあるところに、自分の希望のドメイン名を入れてみましょう。
こんな感じで(↓)
「好きな文字列.com」と半角で入力します。
ためしに、「nekotan-blog.com」で見てみましょう。入力できたら、検索ボックスの右側にある検索ボタンをクリックします。
すると、こんな画面(↓)に移ります。
この、お手紙マークがついているのは「現在取得できない(=持ち主に問い合わせの必要あり)」という意味です。
つまり、「nekotan-blog.com」はもう誰かが使っているようですね。
「問い合わせ」をしたとしても、実際に取得できる可能性は限りなく低いので「お手紙マーク=取得不可能」と捉えましょう。
「.com」以外の語尾の候補「nekotan-blog.net」「nekotan-blog.jp」は、空欄=取得できても、初心者はできれば「.com」狙いでいきましょう。
もう一度検索画面に戻って、違う文字列を試して検索にかけてみます。
「nekotan-blog.com」から、
「nekotan-log.com」に変えて試してみます。→検索っ!
青いチェックマーク☑️がついています。これが「取得OK」という意味です!
「.com」のところに青いチェックマークが入っていることを確認したら、「料金確認へ進む」をクリックします。
誰もが思いつきそうな名前のドメインだと、取得可能マークをゲットするまで少し時間がかかる可能性もあります。
粘り強く、希望のドメインを探し続けましょう…。
3. ドメインの値段を確認しよう
取得OKのドメインを見つけたら、次にドメインの値段を確認しましょう。
「料金確認へ進む」をクリックすると、以下のような画面が出てきます。
「登録年数/プラン/オプションなど」のところを開くと、以下のような選択肢が出てきます。
自分が「契約したい年数」を選びます。最低1年、最高10年まで一気に支払いできます。
わたしはいつも、長期的に運営する予定のサイトであれば「10年契約」にします(そのほうがお得になる)
ただ、ブログ初心者であれば、まずは1〜3年で契約して、ブログが続きそうだったら契約更新するといいと思います。
試しに「.com 2年契約」で進めてみましょう。(選択肢を選ぶと同時に自動的に値段が切り替わり、支払いに必要な金額がわかります。)
右側の青い枠の中が、「初めてご利用の方」にチェックが入っていることを確認し、
- メールアドレス(普段使っているもの)
- パスワード(自由に決めてOK)
の2つを入力したら、「次へ >」をクリックします。
(登録クーポンは、こちら
4. 自分の登録情報を入力しよう
次へを押すと、この画面になります。(↓)
「お名前ID:(数字)が発行されました。」と表示されていることを確認してください。これが、これからのあなたの「お名前.com内でのID」です。
あとは、自分の情報(会員情報)を入れていきましょう。
- 種別
- 名前(苗字+名)
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
個人ブログであれば、種別では「個人」を選びます。全部入力できたら、「次へ進む」をクリック。
5. ドメイン料の支払いをしよう
最後は、支払い用のクレジットカード情報入力画面になります。
自分のよく使うクレジットカード(VISA、JCB、マスターカード、ダイナース、アメリカンエクスプレス)を正しく入力します。
情報が入力できたら、最後に右側の「申し込み内容」を確認して、大丈夫であれば「申し込む >」ボタンをクリックします!
すると、ポップアップでこんな画面が出てきます。
ここではサーバーは必要ないので、「申し込まない」をクリック!(あとで別のおすすめの会社で登録します。)
待ち時間の画面になります。何もいじらず、気長に待ちましょう…。(1分くらいで処理は完了するはず。)
この、「お申し込みを受け付けました。」という画面が出たら、登録完了です!!(支払いも完了しているはず)
登録したメールアドレスに「請求書兼明細のメール」がきているはずなので、メールボックスを確認しておきましょう。
とりあえず、ここまでお疲れ様でした^^
登録後、お名前.comからメルマガが届きますが、結構うっとうしいと感じる人も多いと思うので、こちらの記事から「配信停止方法」を紹介しています。
また、登録してすぐに
- 「ご利用のドメイン1件が制御無効です」
- 「ドメインプロテクションを設定しましょう」
など案内メールが届きますが、これも無視でOK。
法人HPや超大型サイトでない限り、個人のブログが乗っ取られる可能性なんて限りなく低いですし、お金がかかるだけなので…。(1,000記事を超えてから、考えるといいかも。)
ドメインが登録完了したので、次はサーバーを登録しましょう。(「ドメインだけ」ではブログ作れません。)
続きの「サーバー登録のやり方」は、以下から。